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SERVICE

事業について

事業について

FLOW

一般的な開発フローと支援内容

防爆機器の開発から検定取得、量産化までのプロセスを一気通貫で支援します。
経験豊富な技術者が、お客様の製品仕様や課題に合わせて最適な防爆構造・検定ルートを提案し、最短ルートでの認証取得を実現します。

STEP

01

要件定義・仕様策定

危険個所の特定、対象バス、製品仕様書の作成など、開発の前提条件を整理します。
当社の支援でできること: 現場環境や設置条件をヒアリングし、防爆構造を踏まえた最適な仕様を設計段階から提案。

検定要件に適合する開発計画を立案します。

STEP

02

防爆構造の検討・仕様調整

設計案をもとに防爆構造の選定・調整を実施。

製品特性に合わせた設計最適化を行います。
当社の支援でできること: 防爆機構の種類(耐圧・内圧・安全増など)を踏まえ、最適な防爆構造を選定。

製造性と安全性を両立した図面・設計書の作成を支援します。

STEP

03

詳細設計・試作・評価試験

設計を具体化し、試作機を用いた検証や試験を実施します。
当社の支援でできること: 試作段階での評価試験をサポートし、課題抽出・改良を迅速化。

設計ミスを最小限に抑え、開発期間を短縮します。

STEP

04

検定機関の選定・資料作成

防爆検定機関との調整および必要書類の作成・提出を行います。
当社の支援でできること: 最適な検定機関を選定し、試験スケジュール管理から技術資料の作成までを一括支援。

初めての企業様でも安心して申請可能です。

STEP

05

量産準備・立ち上げ

防爆電気機器の量産化に向け、製造・調達体制を整備します。
当社の支援でできること:安定した生産体制を構築できる、協力企業との繋がりをご紹介。

量産時の品質維持・納期管理まで継続的にフォローします。

TRIVIA

​防爆技術の豆知識

防爆とは?

防爆とは、可燃性のガス・蒸気・粉塵による火災や爆発を防ぐための技術や対策のことです。特に、爆発の危険性がある環境で使用される電気機器や設備には、防爆構造が求められます。

例えば、石油精製工場や化学プラントでは、可燃性ガスが空気中に放出される可能性があり、それが電気火花や高温の物体に触れると爆発事故を引き起こす危険があります。

そのため、これらの環境下では、防爆仕様の機器を使用することで、爆発のリスクを低減します。

プラントの安全と企業責任

爆発性ガス雰囲気(可燃性ガスや引火性液体の蒸気で生成されるガス)が存在する恐れがある区域で電気機器を使用する場合は、厚生労働省が認可した登録機関で型式検定を受けることが義務付けられています。

「労働安全衛生法 第 44 条の 2」(または、型式検定を受けた防爆電気機器をご使用することが必要です)これは、自動車が公道を走る際に車検が必要な理由と同じです。車検は自動車が公道を安全に走行できるか、保安基準に適合しているかを検査(車検)によって確認します。検査を受けることは、国土交通省が定めた「道路運送車両法」によって義務付けされています。

防爆電気機器も同様、型式検定に合格した防爆機器は厚生労働省が認可した登録機関で安全であることが確認されています。ただし、自動車も防爆機器も同様、使用者及び作業者側の誤った使い方や、点検・保守の不達成だと安全を維持することはできません。安全は特別なものではなく、当たり前のものであることをご認識し設備構築と維持管理を進めていくことが求められます。

防爆電気機器の選定方法(ガス防爆)

防爆電気機器を選定する際は、機器を設置またはご使用される危険区域(爆発性ガス雰囲気を生成する恐れがある区域)の把握だけではなく、周囲の可燃性ガスと環境(温度)も把握する必要があります。


1.危険区域(防爆エリア)の把握

危険区域は、「ゾーン0>ゾーン1>ゾーン2」に分類されます。

防爆記号末尾の保護レベルを確認「Ga>Gb>Gc」

危険区域の分類(防爆エリア)は事業主が定めており、定めたエリアを所轄する消防署が精査し承認しています。


2.危険区域周囲の可燃性ガスの把握

可燃性ガスによっては、設置又はご使用できない防爆構造の電気機器があります。

爆発等級又はガスグループの分類を確認「IIA<IIB<IIC」


3.危険区域に設置する防爆機器の周囲温度の把握

周囲温度によっては、設置又はご使用できない防爆構造の電気機器があります。

発火度又は温度等級を確認「G1~G5」、「T1~T6」


1~3を確認し、設置又はご使用可能な防爆電気機器を選定しなければなりません。

FEATURES

防爆検定支援の特徴

検討から量産まで
ワンストップ支援

防爆機器の設計・試作・検定・量産までを一貫してサポートできる体制を構築。工程ごとの無駄を省き、スムーズな開発を実現します。

長年培った
防爆経験者が在籍

経験豊富な防爆経験者が検定の仕組みや評価基準を実践的にアドバイス。より確実な認証取得を支援します。

最適な検定機関を
選定するノウハウ

国内外の検定機関の特性を把握し、製品や目的に応じた最適な申請ルートを提案。検定の進行をスムーズに進めるノウハウを提供します。

国内生産による
高品質な量産体制

信頼できる国内協力企業とのネットワークを活かし、検定後の量産までを視野に入れた高品質な製品づくりをサポートいたします。

SERVICE

事業内容

防爆検定コンサルティング

危険場所に設置する電気機器の防爆検定を支援し、型式検定の取得をスムーズにサポートします。設計段階からの技術支援により、最適な防爆構造の選定から書類作成、検定機関との調整までを一貫して行い、初めて申請する企業様でも安心して進められる体制を整えています。

電気機器の製造

防爆環境で使用される電気機器の製造・販売を、企画段階から支援。高い安全性と信頼性を重視した設計で、国内生産による高品質な製品を提供します。開発段階での技術相談や構造提案にも柔軟に対応し、最適な製造ソリューションを実現します。

自社製品の開発

現在、防爆電気機器の自社開発を進行中です。これまでに培った防爆検定支援のノウハウを活かし、安全性・実用性・コストバランスを両立した新しい防爆機器を開発中。

CONTACT

お問い合わせ

防爆検定の申請や設計段階でのお悩みなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。
初めて検定取得を目指す企業様にも、経験豊富な技術スタッフが丁寧にサポートいたします。

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